【シャドバ】新レギュレーションについて

どうも。

今回は11月1日「シャドウバースNEXT」内で発表された新しいレギュレーション

「ローテーション」と従来のレギュレーションである「アンリミテッド」について

思うところを書きます。

(話題にするには些か遅すぎるタイミングですが……)

 

まず、今年末から変更されるレギュレーションについて軽くおさらいをします。

・ローテーション

ローテーションとは、最も新しい5つのカードパックに収録されているカードと一部のプライズカードのみが使用可能なフォーマットです。

カードパックが追加される度に使用できるカードが入れ替わる点が大きな特徴です。

・アンリミテッド

アンリミテッドとは、これまで通り全てのエキスパンションのカードが使用可能なフォーマットです。

カードパックが追加される度に使用できるカードが増えていく点が大きな特徴です。

また、ゲーム環境の健全化を図るためカードの禁止や枚数制限が検討されています。

・これからのランクマッチ

12月29日のアップデート以降、ランクマッチには、これまでの遊び方「アンリミテッド」のほかに「ローテーション」が追加され、現在の「アンリミテッド」のランク、BP、MPが「ローテーション」にコピーされます。その後、「ローテーション」と「アンリミテッド」のそれぞれにBPなどが加算されていきます。

累積BP報酬は、「ローテーション」と「アンリミテッド」の累積BPを合算したBPで報酬を得ることができます。

 

以上が今後のランクマッチの仕様についての簡単なまとめです。

公式サイト見ながら書いたのであまり間違ってはいないと思います。

では次に、私の考える新制度のメリットとデメリット、運営の狙いを紹介します。

(あくまで個人的な意見なので「そんな考え方もあるんだなー」くらいに捉えてください)

  1. 新制度の悪い点
  2. 新制度の良い点
  3. 新制度から考える運営の狙い

1.新制度の悪い点

・使えるカード・デッキが減る

これはローテーションだけでなくアンリミテッドに導入される禁止制限でも起こりうる一番わかりやすいポイントです。

とはいえまさか実装直後のタイミングでカードに禁止制限が入るとも考えにくいので、顕在化するのはしばらく先の話でしょうか。

しかし、いずれ使用制限が設けられる際には「適切に修正すればいいのにどうして禁止にするのか」という声があがることは想像に難くないので避けては通れないでしょう。

 

・対戦相手が減る

ランクマッチのフォーマットが二つになることから、プレイ人口はアンリミテッドとローテーションとでほぼ二分されることが予想できます(もちろんぴったり半分にはならないでしょうが)。

そうなると、同時に回線に接続する人数も減るため、必然的にマッチングが不成立となる頻度は多くなります。マッチング不成立の頻度が多くなると、今までのようにちょっとした時間でプレイするということは難しくなります。そして時間を長めに見積もるならログインの頻度は少なくなり、さらにマッチング不成立は多くなる負の循環につながります。

もちろん減る人数よりも増える人数の方が多いなら杞憂で済むのですが、最近の状況を見るにあまり楽観はできないなと感じます。

 

 

2.新制度の良い点

・新規に優しい

使えるカードが少ないということは覚えておくべきカードも少ないということなので、新しくシャドウバースを始めやすいと言うことができるのでしょうか。

 

・新しいデッキタイプを模索する楽しさをまた体験できる

やや苦しいですが、ローテーションでは数多くのデッキタイプがキーカードを失うことになるため、1から新しいデッキタイプを模索するか使えるカードプールから代役を探すかしなくてはなりません。新クラスが実装されることもあってしばらくはデッキ構築議論で盛り上がることができるのではないでしょうか。(とは言うもののコピーデッカーが多いこのゲームではどうせ誰かがレシピ上げるまで動かない人の方が多いだろうし微妙ですね)

 

・環境の調整が楽

これは運営にとっての利点ですね。

ローテーションで問題になるカードは修正で、アンリミテッドでは禁止制限で対応するのであれば、新しいカードを作るときはローテーションだけ考慮すればいいので今までに比べると格段に楽になるはずです。楽になったからといって良環境にできるというわけではないのが難しいところですが。

 

 

3.新制度から考える運営の狙い

まぁ間違いなく環境の適正化にかかる負担の軽減が目的でしょう。

(これだけとは限らないけどその内の一つであることは疑いようがないはず)

冷静に考えて一年で450種類くらいカードが増えるのに追加のたびに今までのカードとのかみ合わせを検討するのでは人手も時間も足りません。

また、カード修正の際にも膨大なカードプールが大きな壁となることは十分に予想できます。

負担の軽減と的確な調整――両立しうる手段として「スタン落ち」と呼ばれるカードプールの制限は妥当であると納得できます。

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

今回の記事は大雑把にまとめると

「スタン落ちの意図は新規流入やフレッシュな体験ではなく、カードの調整の効率や確度の向上を狙ったものではないか」

というものでした。

真実かどうかは運営のみぞ知るというところですが、今後の負担が減ることは間違いないため、これからの展開に期待したいところです。